"未分類"の記事一覧

夫婦財産契約で離婚リスクを回避することはできない

最近、富裕層を対象にした弁護士ビジネスが若手弁護士を中心に盛況のようで、富裕層専門離婚弁護士とか、高所得者のみの依頼しか受けませんと宣言する弁護士もいる。それはそれで、新しい視点であり、一つの方向性として否定するべきものではない。弊所では、しないけど。 富裕層専門弁護士が、離婚に伴う財産分与のリスク回避策として推奨しているのが、婚…

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未払婚姻費用は、いつまで遡って請求できるか

未払婚姻費用は、原則として、申立時まで遡ることができるが、それ以上は請求できないというのは家裁実務である。 かっては、この起算点が明確でなく、審判例で、右往左往していたときもあるが、現在は、家庭裁判所に申立てをしたときというのが原則となっている。 これは、一方で権利者に、権利者は速やかに権利を行使してくださいという観点から申立時まで…

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財産分与の1/2ルールは、いつ頃確立したのか

財産分与は、例え専業主婦の場合でも、1/2で分けるという「1/2ルール」はいつ頃確立したのか?実は、この点があいまいなのである。いつの間にか確立したというしかない。 新憲法に基づく新家族法制定にあたり、GHQは、現在の家裁実務である1/2ルールの明文化を提案した。現行家族法の夫婦別産制というのは、実は、1/2ルールとセットになっていた…

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2024年 鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず

〔現状維持が目標〕 昨年も述べましたが、今年の目標も、現状維持です。ことしも、今まで同様、法曹界の片隅で、のんびり、まったり、分相応に生きていきます。 「鷦鷯(しょうりょう)深林に巣くうも一枝に過ぎず」 は、今年も同様です。 去年は、残念ながら現状維持とはいかず、特に感ずるのが、指先の力、階段の上り下りです。 周囲を見ると、同…

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今年一年を振り返って2023 巣林一枝な日々

今年も残り少なくなりました。昨年の年末に、巣林一枝つまり、分相応に生きてきたと述べましたが、今年も、相変わらず、地味な一年で分相応な生き方だったと思います。 【書籍】 今年は、相続法で一冊、親族法で一冊、専門家向けの書籍、ださせてもらいました。 〔専門家向け書籍〕2冊 ☆相続法 法律家のための相続判例のポイント(日本加除)…

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土地上に古い家屋がある場合の不動産評価 遺産分割と財産分与の違い&【増補改訂版 イラストと図解でよくわかる! 前向…

【遺産分割と財産分与の違い】 日本は湿気が多いということもあるが、築年数の経過した建物に対する評価が欧米と著しく異なる。 中古市場では、たとえば1億円の土地の上に築30年程度の家があると、取り壊して売ることを前提に、土地の価格から建物取り壊し価格を差し引いた価格が、その土地の市場価格となることが多い。中古建物はマイナス評価になるのだ…

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人権教室&人権のつどい

土曜日 人権教室 今週の土日は、人権擁護委員の「人権ラッシュ」でした。少し疲れました。 土曜日、足立区の某小学校で、人権教室を開催しました。この学校、歴史はありますが、建物は、最近建て直したものです。床も天井も、ホテルみたいなインテリア。エレベーターまであります。 6年生全クラスの生徒を集めての人権教室なんで、当然、体育館だろうと…

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今年の流行語大賞「ARE」は問題外

先日、同業者の同窓会があり、法曹界で活躍している人、活躍していた人が集まりました。 その中で、家事事件を扱ったことがある人で全員異論がなかったのが「あれ」。「あれ」は問題外だよな、「あれ」はありえない、最近は、よくわからん弁護士が「あれ」をいうから困ったもんだ、ということで議論にならず、5分程度の会話で、すぐに次の会話に移り、76歳の…

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夫婦関係調整事件における同席調停原則論 共同親権論と対比して

調停運営の進行方法について同席調停と別席調停の方法がある。 同席調停とは、申立人・相手方が、調停室内に同席し、調停委員を仲にして話し合う方式である。調停時間を短縮でき、両者が直接面談し、きちんと対峙することで、真の和解が期待できる。 別席調停とは、申立人・相手が同席することなく、交互に調停委員と面談し調停委員会を通じて間接的に相手方…

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「事業者必携 入門図解 最新ネットビジネス運営のための法律と手続き」を出版

2023年11月27日、三修社から森・森元で「事業者必携 入門図解 最新ネットビジネス運営のための法律と手続き」を出版します。 https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384049275/ 本書は、電子商取引のルールから利用規約、ホームページの作成、情報セキュリティ対策、誹謗中傷などの…

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