土曜日、都内某小学校4年生を対象に人権教室を開催。いじめ問題を取り上げました。
時間は45分でしたが、疲れました。大人相手の2時間の講演より、はるかに疲れます。人権教室をやるたびに思うのですが、小学校の先生ってすごいですね。自分には、小学校の先生のお仕事任されても、一月持ちません。何が大変かというと、レベルをどのあたりにおいていい…
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相続後に、相続人の一人がかってに遺産である家屋に入り込み、生活を始めるというトラブルが非常に多い。
一番多いパターンが、遺産である家屋に、勝手に、相続人自身や家族が入り込んで生活を始めるというパターン。次いで、自分は従来の家に住んでいるが、子供たちを住まわせてしまうというパターン。
親の家だから、他人の家に無断で入ってきたという意識…
1、 生命保険金の受取人が生存している場合
(1)生命保険金の受取人か指定されている場合、それが遺産でないことはよく知られている。
誤解されているのは、受取人の指定がない場合。指定がないと遺産となると勘違いしている弁護士が非常に多い。
しかし、保険金受取人が「相続人」とのみ記載されている場合も、相続人は約款で取得するから遺産ではな…
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長年利用していたウェブリブログのサービス終了に伴い、
以下のブログに引っ越しをいたしました。
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引き続き、こちらのブログをご覧いただければ幸いです。
なお、旧URL(htt…
遺産分割調停の段階的進行方式は、弁護士間でも知られるようになってきて、調停進行は、だいぶ楽になった。相変わらず、紛争の一回的解決と主張して頑張る代理人もいて、調停が一部混乱するケースもあるようだが、以前に比べると少なくなった。
地方に行くと審判レベルでは、この段階的進行方式が行われるが、調停レベルでは、行われていない場合が多い。地方の…
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国連の子供権利条約には、わが国が加盟したのは、1990年9月21日で、世界で109番目で署名し、批准したのは、1994年4月22日、で世界で158番目である。
他の諸外国から比べると、随分とおそいのは、子供の人権を正面から認めてしまうと、家庭や教育が成り立たない、という一部の保守派の強い反対があったからだと聞いている。
もっとも…
今日、足立区立某小学校で、父兄・地元の方を対象に、子供の人権問題として「教育虐待」について講演しました。講演といっても、学校の講堂に集まりパイプ椅子に座った50名ほどの保護者に、人権教室の一環として、話するだけです。校長先生が、保護者にも、人権を意識してもらいたいという観点から、開催したものです。
子供の虐待というと、典型的な…
1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」では、4つの一般原則を掲げています。「生命、生存及び発達に対する権利」「子どもの最善の利益」「子どもの意見の尊重」「差別の禁止」です。
ただ、これらの原則は、親の目線からみた原則で、現在では、子どもの側から捉えて、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」と分けるほうが一…
我々弁護士が、調停の手続き代理人となるのは、主に①夫婦関係調整事件②子の監護に関する処分事件③遺産分割の3つではないかと思う。
このうち、一番「知識」が必要なのは、③の遺産分割であるが、これは「知識」さえあれば、クロスワードパズルのごとく論理に従って組み立てていくだけの作業だから、それほどストレスはない。遺産分割事件というのは、基本は…
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特別寄与には、他に家業従事型特別寄与、財産出資型特別寄与、財産管理型特別寄与、扶養型特別…